終夏の宴:アブラゼミの姿煮 柚子土醤仕立て

地中から現れ、鳴き、そして落ちる。アブラゼミの人生をまるごと煮込んだ渾身の一皿。翅はパリパリ、腹はとろり、柚子の香りが命の終わりを彩る。

材料

アブラゼミ(下処理済)1匹
柚子皮少々
土醤(発酵泥ベースの甘辛味噌)大さじ1
出汁100ml
みりん小さじ1
山椒の実3粒
菜種油少量

作り方

  1. 1

    アブラゼミを素揚げし、翅に軽く焼き色をつけて香ばしさを出す

  2. 2

    鍋に出汁・土醤・みりん・山椒を入れて煮立てる

  3. 3

    蝉を加えて中火で10分ほど煮込み、旨味を染み込ませる

  4. 4

    仕上げに柚子皮を散らして香りを加える

  5. 5

    器にまっすぐ横たえ、翅が広がるように配置して供する

🗨️コメント: 泣き声が口の中で再生された…。苦くて美味い、夏の味。 #蝉煮込み
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